メインコンテンツにスキップ

樺太演習林デジタルアーカイブズ

樺太演習林アーカイブズは,1914(大正3)年に設置され1945(昭和20)年第2次世界大戦終戦までの期間存在した東京帝國大学農學部附属樺太演習林に関する演習林が所蔵する資料や写真をデジタル化して公開するもので,東京大学農学コンテンツの一つです。

樺太演習林は,1905(明治38)年ポーツマス条約締結によって北緯50度以南の樺太島が日本領となった後の1914(大正3)年5月,寒帯林業に関する実習の実施や樺太における林業のために必要な各種森林試験を実施することを主な目的として設置された演習林です。面積は約21,700haで,演習林内最高標高地点小田寒嶽(標高933m)を含む樺太島中央を南北に走る山脈を西端とし,東の海岸線沿いの山系に挟まれて南北に細長くおおむね緩傾斜地からなり,気候帯は寒帯に属し大部分が針葉樹林で占められていました。設立当初は道路や鉄道の整備が十分でなく交通の便が悪いことから,実習の実施や試験の実施においても思う様に実行できず苦労していたことが伺える記述が残っています(東京帝國大學農學部附屬演習林,1928)。

樺太演習林地図(全12点)

樺太演習林内で行われた各種試験地の図面が9点,樺太演習林全域の図面が2点,各帝國大学(東京帝國大学,京都帝国大学,北海道帝国大学,九州帝国大学)演習林の位置を示した樺太全体の地図1点からなる地図画像のコレクションです。

樺太演習林写真(全72点)

来歴の詳細は不明で撮影時期が不明なものも多く,演習林設立前の写真も含み撮影時期はばらばらではあるが,およその当時の林況および施設の外観が分かる貴重な写真群です。

東京大学が所蔵する関連図書